こんにちは、
ダイエッター・クエストです。
レコーディング・ダイエットにしても同じですが
『カロリー値』にだけ注意を払うと危険です。
体重は減少しても、リバウンドしやすい身体になる。
マンガの『犬夜叉』に登場する仙人の
「妖霊大聖」のようにヒラヒラになったり・・・
まぁ、マンガの話しはあれですけど、
カロリー値に着目した制限でも、
確かに体重は減少するんですね。
でも『骨格筋率』も減少します。
つまり脂肪が分解されるよりも、
筋肉が分解されちゃうんですよ。。
大豆系からでも『タンパク質』は補えますが、
動物からしか摂取できないモノって色々あるんです。
だから人間は『雑食性』なんです。
自分では作り出せない栄養素が色々あり
人間だけでは生存できない生き物なのです。
高カロリーでも脂肪にならない
カロリーを三大栄養素で考えた時、
脂質・糖質= 9 kcal/g
炭水化物 = 4 kcal/g
タンパク質= 4 kcal/g
このようになり、脂質を抑えるのが
効果的にカロリーを減らせるんですね。
それで、脂質の多いものを注意して
食べないようにしちゃうわけです。
しかし、脂質は身体にとって欠かす事のできないモノ。
身体を形作っている細胞膜の構成成分で、
ある種のビタミンやホルモンも脂質から
生成されたり吸収を促したりします。
身体の機能や生理作用なども
バランスを取ってくれたりとかね。
なので単純に脂質を減らしてはダメなんです。
脂質は、動物性も植物性でも同じ扱いですが、
植物性のオリーブオイルやごま油などは、
ダイエット中は意識して摂るようにしたい
中鎖脂肪酸ですよねーー
お魚もこれですね⇒ 『不飽和脂肪酸』
脂質の違いで、脂肪になりやすいモノと
そうでないモノがあるってコトです。
まぁ、これは皆さん知ってることですよね。
消化・吸収の早さの違いが重要
もしかすると、インシュリンダイエットで、
このような考え方が詳しく説明されているかな?
一般的に、消化・吸収が早いモノは、
インシュリンがドカッと出て糖質が血中に溢れます。
パンとご飯を比べると、ご飯の方が
ダイエットに適しているのはそういった理由です。
ご飯は、ゆっくりと消化されるので、
インシュリンのピークが緩やかなのです。
でね、あまり言われていないことなんですが、
【消化する為にカロリーを消費する】
食品毎のカロリー値はネットで調べればわかります。
しかし、消化・吸収に要するカロリー値は、
どこかの研究論文でも探さないとわかりません。。
つまり、高カロリーでも消化しにくいモノは
消化に消費されるカロリー値も高くなり、
且つ、インシュリン量も増えにくい。
例えば、皇帝ダイエットが正にそうなんですね。
太るためにひたすら肉ばかり食って、
なぜか体重が減少しちゃった経験があり、
実際にダイエットでも効果を発揮してくれました。
ただし長期間、続けられないのが
この皇帝ダイエットでもあります。
動物性タンパク質不足
奇しくも『皇帝ダイエット』の話しを書きましたが
炭水化物は一切摂ってはダメなんですね。
だから長期間続けられないのですが、
逆に、肉を一切食べないってのも問題があります。
冒頭で書いたように『仙人』のように、
筋肉の少ない骨格筋率が低い、
基礎代謝量の低い身体になります。
長い時間をかけてベジタリアンになった人は、
それに身体が順応しているから大丈夫ですが、
突然それをやると、栄養が足りないんです。
というよりも、身体がちゃんと
栄養を吸収できないんですね。
だから時には、これを設けるのも有りです。
【丸一日、肉だけを食べる日】
水分は普段より多めに摂ることと、
ご飯やパンなどの炭水化物は摂らないこと。
これで「肉を食べたい欲求」も満たされ、
ダイエットに大きな影響を及ぼさずに済みます。
それではまた♪