北海道は広い
こんにちは
ダイエッター・クエストです。
台風、北海道地震の被災者の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
私は札幌在住で、今回、停電・断水の体験をし、現在も北海道内外への流通が滞った状態です。
今回の地震は台風の直後ということもあり、より被害が拡大してしまったようです。
私が住んでいる地域では、地震よりも台風による倒木被害が目立ちましたね。
震源地の厚真町は、自宅から約1時間、距離60kmくらいの所にある山村で、1週間経った今日になってようやく被害状況が明らかになってきたところです。
この震源地から約20kmのところに北海道最大の苫東厚真火力発電所があり、ここが地震動により大きな被害を受けました。
北海道の西の端にある松前町から、東の端の知床まで約800kmもあるのに北海道全域で停電したのです。
800kmというと、東京から北は津軽半島の先まで。南は広島の近くまで。
これだけの範囲が一斉に停電してしまったわけです。
面積で考えると日本の約5分の1。 ⇒ 「北海道の面積と同等になる都府県の組み合わせ」
面積で考えても発電所の数が少ないんですよね。
停電による影響など
空港・地下鉄・JRなどの輸送と、道路の信号が止まった事によるトラック・バス輸送の停止。
千歳空港の建物では、天井が落ちるなどの被害はありますが滑走路に問題が無かったので自家発電などにより早期に部分再開しました。
フェリーも早期に再開してくれました。
しかし、我々が利用するJRや地下鉄は止まったまま。
道路自体に問題はなくても信号機が止まったことでバスも動きませんでした。
これらの交通が麻痺することで困るのが生活物資の補給です。
それとマンションなど揚水ポンプを必要とする水道設備が止まることで断水します。
地震の影響をほとんど受けなかった地域でも、停電のために揚水ポンプが止まってしまったために断水というのがあるのです。
断水すると困るのがトイレに流す水です。
飲み水は箱買いしておけばそれほど問題ないんですが、トイレを流すためだけの水を給水所に並んで、重い水タンクを抱えて階段を上らなきゃならないんです。
そのおかげで「お風呂の水が捨てられない病」に(^_^;
後は言わずもがなの「スマホ」の充電が出来ないこと。
停電のため情報は電池で動くラジオが主体になりますが、細かい情報がほとんど流れません。
例えばどこのスーパー・コンビニがやってるとか、ガススタはどこが使えるとか・・・
こうした情報って、LINEで友人と情報交換したり、twitterに流れる情報を見た方がタイムリーなんですよね。
でもスマホの充電が出来ないので、常に情報不足の状態が続きました。
安く上げる停電対策
自家発電するには燃料が必要ですが、その燃料の供給が出来ないとアウトです。
そもそも発電機は高いし重いし場所をとります。。
取り敢えず欲しいのは夜間の照明とスマホの充電だよね?
ライトの類いは100均の小型LEDライトや手回し発電ライト、ラジオ付きもありますね。
スマホの充電にはモバイルバッテリーですよね!
もちろん私も使ってるんですけど、何日も停電するとなるとまったく足りないんです。
そこで考えたのが、電解液を入れていない新品のカーバッテリー。
バッテリーに電解液を入れると、30分くらいで使える状態になります。
電解液を入れなければ、10年くらいは楽勝に持つので非常用に持っているとイイですね。
この「液別」のバッテリーはネットより、カー用品屋の方が売ってるかなぁ
私は、50Wのソーラーパネルと車用のバッテリーを買いました。
ソーラーパネルは次々と売れていて在庫切れが目立ってきました。
考えることは皆、同じなんですよねぇ。
震災時の非常食に
食材を買いにスーパーやコンビニに行っても空の棚が並ぶ状態は、昨日からかなり解消しましたが、震災からの約1週間に役に立った非常食があります。
置き換え系のダイエット食品!
大塚食品のマイサイズシリーズが30食分あったので、私と妻と娘、おばあちゃんの4人分の食事がメッチャ助かりました。
カップラーメンって場所をかなりとるんですが、これだとコンパクトに収納しておけます。
しかも、かなり美味しいんですよねー
停電初日は冷蔵庫内の腐りやすいモノを食べるので食べるものには困らないです。
冷凍庫にあるものは3日くらいは持つので、冷凍庫内で解凍されてから食べます。
アイスクリームなどはすぐに融けるので早めに食べようね!
感謝、感謝
わが家では、食料も燃料も水や火力もあったので困りませんでしたが、備蓄が無い人はお店でものが買えないとピンチだったりします。
しかし地震・停電があった早朝には、大型スーパーや家電店、ホーマックなどの日用品店が商品を外に並べて販売してくれたことです。
自分たちだって大変な中、家族を置いてお店に出て長い行列に対応していました。
道路の交差点では信号機が止まっているため、交通量の多い交差点には24時間、警官が誘導してくれていました。
また、ロウソク火災が多かったのでしょうか、消防車の出動も多かったし、救急車も急病患者だけでなく、病人の搬送も大変だったと思います。
エレベーターが使えない状況下での老人介護、ヘルパーさんも大変だったでしょうね。
大きな被害となった震源地付近では、今も自衛隊が頑張っておられます。
私のところにも励ましのメールやメッセージがたくさん届きました。
本当にありがとうございます。
これをお読みの方は、今回の震災で自粛すること無く北海道にガンガン遊びに来てください。
北海道の食材も来週には全国に届けられるそうなので、食べて、応援してもらえたらと思います。
それが復興へのイチバンのチカラになります。
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それではまた♪