要注意：アドレナリン・ダイエットに潜む危険性

道端カレンのダイエットの鍵

こんにちは、
ダイエッター・クエストです。

最近、アドレナリン・ダイエットというのが
密かに話題になっているようですね。

道端カレンさんの影響なのかな？

⇒ 『運動でアドレナリンを出す：モデル道端カレン』

ここに書かれている内容には、
特に注意するようなことは書かれていません。

ただ他の方の記事の場合は、誤解されているようで
アドレナリンを出せば痩せると勘違いしています。

無駄にアドレナリンを出すのは、
命の危険を伴うことなので注意が必要なのです。

アドレナリン・ダイエットとは？

アドレナリンダイエットとは、アドレナリンが
分泌されることで空腹感を感じにくくなる、
脂肪が分解されるというような効果があり、
そこだけに注目した誤った考え方です。

アドレナリンは、身体の危険を感じた時に
身を守るための『緊急回避』等の場合と、
獲物を捕らえるための『捕食行動』を
成功させるためのブーストアップなの。

だから血管は収縮して出血を抑え、
同時に筋肉に栄養を回すために脈が速くなる。

脂肪の分解が進むのも、エンドルフィンが出るのも
すべては戦いに備えるために起こることなのよ。

ちなみに空腹感を感じないのは、
胃腸の働きがストップするためです。

アドレナリン・ダイエットの効果

そしてそのダイエット効果はというと・・・

結論を言う前に、この方法ってボディービルダーや
スポーツマンが効率的に筋肉強化する為の手法なの。

カラダに興奮状態を作り、その状態を維持させながら
筋力トレーニングを行うと効果的に強化できるのです。

これは実証されているコトなので
その効果に疑いの余地はありません。

それではダイエットの場合はというと、
筋トレするなら基礎代謝量が上がり、
リバウンドしにくいカラダを作れる。

減量に関してなら、一時的に減量できます。

分解された脂肪は排出されるわけではないので
血管壁に付着したり、再脂肪化したりします。

アドレナリン・ダイエットの危険性

アドレナリンが大量に分泌された後は、
血液中のコレステロール、血糖値が上がり
血中の酸素量も増えた状態になります。

心臓や血管が酷使されるので、
心臓疾患、脳卒中などの原因となります。

もちろん、糖尿病の危険もありますよね？

さて、次に重要なのが「酸化作用」にあり、
酸素が猛毒であることを忘れているようです。
（というか、元から知らないかな）

酸素の中でも『活性酸素』が超危険なんですよ。

アドレナリンが出ている状態で有酸素運動を行うと、
この活性酸素に晒されやすく過酸化脂質が蓄積し、
『細胞が老化する』のです。

【活性酸素によりカラダが錆びる】

アドレナリンを意図的に出したら、
それをプラマイゼロにするための
運動をする必要があるのですが・・・

スポーツ選手が短命な理由って、
この活性酸素にあるのです。

血の気の多い若者だった私は、
いつもアドレナリン全開だったんですが、
心臓が苦しくて何度か倒れたこともあります。

それとね、話が前後しちゃったけど
細胞が老化する、酸化すると癌化しやすいの。

ガンになれば、何もしなくても痩せるわ！

アドレナリン・ダイエットの生かし方

ということで、危険性を知った上でやるなら
無酸素運動をメインに行うのがイチバン効果的です。

【アドレナリン＋無酸素運動】

軽い準備運動などを行いカラダを温めます、
脈拍数を「１２０回/分」以上に保つことね。

この状態で筋トレを行うと効果的に
筋肉を強化することが出来ます。

有酸素運動にはなりますが、
テニスなどのスポーツを行うのも
カロリー消費も多く、全身を使えるし
適度にアドレナリンも出るのでＧＯＯＤですよ。

楽しみながら痩せられるし、こうした球技は
自分一人ではなく、仲の良い友人とやるので
続けやすいというメリットもありますからね。

それではまた♪