脂質摂取量が少ないと死亡リスク23%増加


炭水化物が毎食7割超えは死亡リスク上昇

こんにちは、
ダイエッター・クエストです。

今日のYahoo!ニュースを見ていて、
興味深い記事があったのでシェアしますね。

▼Yahoo!ニュース
『炭水化物が毎食7割超えは注意 死亡リスク上昇』

▼元記事:日経Goodday
『炭水化物が毎食7割超えは注意 死亡リスク上昇』

この記事にある論文では、
最近の誤った『健康食』に対する
危険性を検証したモノとなってます。

低脂肪食、不飽和脂肪酸への置き換え、
ベジタリアンのような炭水化物メイン。

こうした食生活は死亡リスクが
著しく高くなる結果が出たのです。

元記事が若干、わかりにくいので
補足説明などを加えて解説しますね。


研究の目的

現在世界的に用いられている食生活の
ガイドラインは、低脂肪食とされ
循環器疾患が多かった。

こうしたガイドラインは、
脂質摂取量の多い欧州や北米での
食生活を基準に研究されたモノで
他地域でも同じなのかを検証した。

低脂肪食とは、
バターなどの常温で固まりやすい脂を
魚やサラダ油などに置き換えて、且つ、
総エネルギー量の10%未満に制限する。

日本脂質学会などでも、
サラダ油をはじめとした植物油の危険性と
必須脂肪酸の動物性油が必要と訴えている。


比較対象の区分

日本を含まない18カ国の35~70才、
13万5335人を約7.4年追跡調査を行った。

1日に摂取した総カロリー量から
炭水化物、脂質、タンパク質の比率を求め
それぞれ、比率の割合により5つに分けた。


死亡リスクが示す病気

循環器疾患による死亡、
死亡を免れた心筋梗塞、
脳卒中、心不全。

炭水化物抜きダイエットでも
これらの死亡リスクが非常に高くなり、
毎年、何名かの芸能人が亡くなってますね。


炭水化物が多すぎると危険

研究では、炭水化物摂取割合が高いほど
総死亡リスクが「28%高くなる」結果に。

その他の病気による死亡リスクも
「36%高くなった」ということです。

これだけを見ると、
炭水化物割合が低い方が安心ですが
実は重要なことが抜けているんです。

比較対象者の炭水化物最低群は、
「46.4%」であるということ。

これは日本人の平均「58.4%」よりも
若干少ないくらいの数値だったのです。

つまり、偏った炭水化物オンリーだと
死亡リスクが高まりますよって事です。


脂質が少なすぎると危険

炭水化物とは逆に、
脂質摂取割合が高い方が
死亡リスクが下がる結果に。

これも炭水化物同様に
最高群で「35.3%」となっているので
過剰に摂取すると危険なのは同じですね。

どのくらいからが『過剰』なのかは
この研究では判りませんが・・・

脂肪分を摂らないようにしたり
植物油に置き換えたりすることは、
死亡リスクが高くなるって事です。


タンパク質が少なすぎると危険

脂質と同様に
タンパク質摂取割合が高い方が
死亡リスクが「12%」低くなった。

ちなみに上記結果は動物性タンパク質で
植物性タンパク質ではリスクに差が無い。

対象地域の植物性タンパク質といえば
豆類と根菜類、果物になりますね。

動物性タンパク質は、
肉と魚を分けていないので
どうなのよって感じですが、
もっと肉を食えって事ですね。

ちなみに、ダイエットのタンパク質補助で
プロテインを飲んでますが、大豆系よりも
ホエイ系の方がアミノ酸が豊富なので
ダイエットの助けになっていますね。


制限食ダイエットが危険

以上の結果と、日本人の平均的な
摂取割合を比較すると『健康的』です。

40年前の日本食は最も良いという
国内での研究結果もありますね。

今回、取り上げた研究では、
タンパク質の肉と魚、さらに、
麦と米、根菜と葉野菜、果物
といった細かい分類が無いです。

その為、そのままのデータを
我々と比べることは出来ません。

特に消化・吸収に関わる『酵素』が
その国々・地域によって異なるため
一括りでは言えないことなんですね。

例えば、日本人では牛乳を消化する酵素を
持っていない人の割合が多いとか、外国人は
昆布などの海藻系の消化酵素を持ってません。

ただし、ハッキリと言えるのは
偏った食事制限は危険であることは
この研究結果の傾向でも示されていますね。


健康で長生きするための鉄則

ここまで見てきた他に、
我々が毎日のように使う「味噌」は、
日本人のカラダに合った発酵食品で
毎日食べるメリットが沢山あります。

「味噌汁は沸騰させない」と
昔から言われていますが、それは、
生の酵素が死んでしまうからだったとか

日本食は長い時間をかけて培った
「健康に良い食べ物・食べ方」なのです。

【和食でカラダのバランスを取る】

それと、健康に大事なのが『血液』で、
これが心臓や脳、内臓に十分に届かないと
様々な病気になってしまうんですね。

例えば、筋肉の血行が悪いと
神経痛になったりするよね?

脳への血流が減ると、鬱になったり
アルツハイマーになったりします。

なので、血圧を必要以上に下げると
病気になってしまうんです。

【血圧は高めの方が健康に良い】

人間ドック学会が、高血圧学会よりも
高い血圧を標準とした理由がこれなの。

ただ特定の病気に対しては、
血圧が高いとリスクが大きくなるので
妥協点が「ちょっと高め」になっただけ。

次に大事なことは免疫ですよねー

【体温1度上ると免疫は56倍アップ】

ちなみに新陳代謝が活発になるし、
酵素が働く適温とも重なるので
ダイエットの助けになります。

こういうのを↑↑↑使って、
お風呂でゆったり、リラックスして
体温上昇させてインフルエンザ撃退です。

後は、ストレス変換と適度な運動ね。

【景色を見ながらゆったりと歩く】

カラダ全体のバランスを整える事を意識し
いろんな事を感じながら歩くのが良いです。

また、被害妄想的な人は些細なことでも
重大なストレスとなってしまいます。

何事もプラスに変換できる人は、
良いストレスに変えられるので
生活に張りが出来るんですよね♪

【ストレスを楽しみに変える】

これがイチバン大事かもね。


それではまた♪